たしかに私達にはヒノエが見えてた二日目 前半
(三段壁〜千畳敷編)


二日目は私の車で南のほうに行きましょう作戦!
比較的近い白浜あたりに行くことに。熊野といえばヒノエですよたんぞうですよ。
ヒノエ妄想でもしにいいくかー。

ろくな計画もたてずに、「ま、なんとかなるでしょう」って感じで出発。
こういう所も私達気があうよね!!(そこ合っちゃ駄目なんじゃ・・)
たかつきさんがポータブルのナビもってきてくれました。
つけて驚き。普通のナビとかわらない機能じゃん!!
すげーー!!!ほしい!欲しいよカーナビ!

惟盛への愛を語ったり譲の変態性について語ったり、
敦盛のキャラソンは初めて聞いたときちょっとショックだったこととか、
保志さんを意識してキャラソン歌うとえらいことになることとか、
てか保志さんはどうしてあんなきばった歌い方をするのかとか(愛ゆえ)
モノマネして歌って笑ったりとか(愛ゆえ)


保志さんに謝れ的話をしつつ(それだけじゃないけど)
最初の目的地予定、三段壁に到着。

たかつきさん撮影


三段壁についた途端に目に飛び込んできた「熊野水軍隠れ家」の看板。
いきなりきたよ!!なにこれメインじゃん!
わたし、ずっと三段壁は自殺の名所しか頭になかったよ!(酷い)

貝・・・

でも看板撮ってない私。こんな意味不明なの撮ってる場合か。
何故撮ったこれ。

隠れ家にエレベーターで下ってもぐりこめるらしいです。
ああ、行った事ある気がする。小さかったから何がなんだかわかんなかったけど。
ノリノリではしゃぎたいものの、エレベーターに係員のおねーさんが乗ってるので、
平常心をたもちつつじっとする。ああはしゃぎてぇ。
エレベーター開いたらヒノエが出迎えにきてるとか口走りてぇ!!

エレベーターから降りて開放されると、色々解き放たれる私達。
解りにくいけどここ洞窟になってるの。

隠れ家っぽいぜ!


「この入り江は狭いから、小船で忍び込んで、このへんからヒノエがよじのぼって・・・」とか、
なんか真顔で普通に分析しはじめるたかつきさん。いいぞこの子壊れてきた!!


何て遙か!
たんぞうが、源氏に、参戦!!!!(それが何)
別当系きっての暴れん坊たんぞう! これだけで大盛り上がり。

何故かヒノエスイッチ

ヒノエだわーなんか熊野って感じだわー。
なんだこのヒノエが飛び回る空間!!(目を覚ませ)

妄想歩きしてたらあっという間に一周しちゃいましたが、
二人顔を見合わせて「も一周しちゃおうよ」な空気にごく自然になったので、
なんか女二人で、グルグル回ってました(何この子たち)
同じところで同じことを言いつつ盛り上がってました。

十分妄想したところで地上に上がる。そのまま千畳敷に歩いちゃおうってことで、
海の見える山の小道みたいな所を歩く。いいなこれヒノエが案内しそうな感じだな!
たかつきさんが海に喜んでくれて良かったー。きれいだろ熊野の海(普通に喋れよ)
でも写真撮ってないわたし。すみません、浮かれて撮りわすれた。

途中、ココって自殺の名所なんですよ♪ってことをアピィルするために、
立て看板みてもらう。

載せるの怖い

「いのちの電話」死ぬ前にかけて相談しなよ!っていう・・。
たかつきさんが喜んでくれてよかった。(喜んだのかよ)

「なんか写りそうで怖いわ!」という私に、信じてなければ大丈夫とか言って、
たかつきさんが撮ってって(たかつきさんはカメラ忘れたので私が写真係)
妹に見せるんだって。たかつきさんの願いなら、かなえるよ(白龍風に)

私が小さいころはもっと生々しかったです。今は柵がされてて行けなかったんだけど、
昔は何の柵もなくて、木に書きなぐったような看板で、
「ちょっと待て!死んで花実が咲くものか」とか書いてあって。

ついに塞がれちゃったか・・・。

そんな見所も終わって歩いてたら、観光見所を記すにはあまりに地味な看板で、
「ルージュの遺書→」という記載が・・。矢印の先は、あまり開けていない薮のなか。

え?なにこれ。

なんか怖い!というたかつきさんを背に行ってみるわたし。
薮を抜けるときれいに海が見えて、柵もなにもない断崖になってる。
あら・・キレイと思いつつ、ふと横を見ると、岩になんか彫ってある。

「白浜の海は今日も荒れている。日付と男女二人の名前(何か忘れた)」

これ、遺書?ここに口紅で書いてあったと?ここから飛び降りたと?

なんだこれ怖いよ!!!!流石に写真とれなかったよ!!!

コワイ!!といいつつ二人で逃げ帰る。途中、木の枝によれよれのメモ帳がひっかけてあって、
そこにも謎の詩みたいなのが書いてあったりして。なんかもう。
あそこコワイよ。生々しくこわい!

そんな負のオーラゾーンを抜けると千畳敷です。

きれい

ひらべったーくて広い岩が連なって広がってる感じとでもいいましょうか。


きれいー

海がとてもきれいに見えました。かもめ居たよかもめ。ヒノエいたよ!(違う)

ちょっと足場悪かったりするのですが、テンション上がってガンガン歩く。
あれはヒノエの涙だぜ!とか海指差して言ったりとか、
ちょっと自分の世界入りすぎたのでたかつきさんの様子を伺ったら、

「ヒノエが、おいで姫君って、招くから・・・」

ちょ・・!居ないよ何もいないよ!
虚空を見つめてこの子何か言ってるよ!!

壊れてる。いい感じに壊れてるよ。

散々遊び倒してから、帰りにフレンドリーなお土産屋さんのおばちゃんに
やたら試食をもらったりしつつ、お土産買って車に戻る。

お昼ごはんに私、やたら分厚いハンバーガー作ったのです。
たかつきさんへの愛をこめて。でも愛こめすぎた。分厚い。これやりすぎ・・。
たべにくいよ!バカかよ!

でもそんなのも美味しいって食べるこの子もう萌えですよ!!

そして、可能ならいこうと思ってた龍神温泉にもうこの勢いでいっちゃうことに!
ナビのおかげですごい色々いけるよナビgj!!

対向出来ないくらい狭い山の中の道が国道なことに驚くたかつきさん。
和歌山はこんな感じです。こんな国道がいっぱいです。
大丈夫。車線の多い道は苦手ですが、こういう道は私なれっこ(田舎モノ)


お色気龍神温泉編につづく。



 
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